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2022年03月25日

肩が痛いのは上腕二頭筋が原因だ!!!

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皆さまこんにちは。

京都市右京区にあります中島整骨院です。

少しずつ暖かくなり春らしさを感じるようになってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は上腕二頭筋長頭腱炎についてのお話しをしていきたいと思います。

まず上腕二頭筋というと力こぶの筋肉!というイメージを思い浮かべると思います。

この上腕二頭筋は肩から前腕にかけて付着する筋肉で、肘を曲げたり肩や前腕を動かす時に働きます。

 

そして今回お話しする上腕二頭筋長頭腱炎とは上腕二頭筋長頭腱が骨の通り道(結節間溝)で繰り返し筋肉を使う事によって摩耗し炎症が発生する事をいいます。

 



 

上腕二頭筋長頭腱炎は主に

①野球、バレーボール、テニスといったオーバーハンドスポーツをされている。

②重い物を持つ仕事をされている。

③家事などで姿勢が悪い状態で肩の筋肉をよく使っている。

といった方々に多く起こります。

 

腕を上げようとしたり、力を入れると痛くなる事が多く、日常生活では「服が着れなくなる」「高い所の物が取れなくなる」といった事が起こりますので「肩が痛いけどそのうち治るだろうといって放置せずに早めに専門医に相談して下さい。

 

『検査法』

今回は上腕二頭筋長頭腱炎かどうかを確認できる検査法をご紹介します。

 

〈ヤーガソンテスト〉
①肘を90度曲げて、手を内向きに捻らせる。

②もう一人が内向きへの力に対抗して手を外向きに返す。

③このとき肩関節の前面に痛みが生じた場合陽性となります。



 

〈スピードテスト〉
①手のひらを上に向けて、肘を伸ばして、そのまま上に上げていきます。

②もう一人が手を持ち、抵抗をかけます。

③肩関節の前面に痛みが生じた場合陽性となります。



 

〈ストレッチテスト〉

①腕を後ろに伸ばして肩の前面に痛みがあるかを確認。

②痛みがあればそこで肘を曲げて痛みが消失すれば陽性。



 

『運動』

上腕二頭筋長頭腱炎の対策は筋力トレーニングですが、今回は当院がおススメしたい自宅でできる上腕二頭筋のトレーニングをご紹介します。

 

〈パームカール〉


①手のひらを上にした状態で拳をにぎり、やや肘を曲げた状態にする。

②反対の手で手首を掴み、腕を押さえるようにして負荷をかける。

③手の負荷に抵抗し、肘を曲げていく。

④抵抗をかけながらゆっくりと腕を下ろす。

1日に10回×3セットを目安に左右交互に行ってください。

 

その他には通常の腕立て伏せよりも広い幅に手を広げて行う「ワイドプッシュアップ」などもオススメです。

※難しい場合は膝を立てた状態で行なってください。

 

上腕二頭筋長頭腱炎は日ごろからメンテナンスを行い肩関節の可動域を向上させる事で予防できますが、早めに対策をしておく必要がありますので「運動はしているがメンテナンスができていない」「肩に疲れを感じている」「猫背になっている」といった事に当てはまる方は当院まで1度お気軽に相談して下さい。
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