BLOGブログ

2022年04月01日

肩の痛みとベネット損傷

NEWS ブログ

皆さまこんにちは。

京都市右京区常盤にあります中島整骨院です。

桜も咲き初め春らしさを感じるようになりましたが皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

今回はベネット損傷についてお話をしていきたいと思います。

皆さまはベネット損傷というのを聞いた事がありますか?

ベネット損傷とは投球障害の1つで、投球による肩の使い過ぎによって生じた肩関節後下方の骨棘(骨の変形)が、投球後のフォロースルーの際上腕三頭筋関節を覆っている関節包の後方が繰り返し伸ばされ摩耗し関節包付着部が固くなり、痛みや脱力感を感じます。



 

ベネット損傷は野球選手の投手に多いとされていますが、バレーのスパイクテニスのサーブといった腕を高く挙げる動作が伴う競技に多く発生します。

 

『確認動作』

肩を外側に水平まで上げていき水平のまま反対側の胸に近づけていく動作時(水平屈曲に肩の後方に痛みを感じる時はベネット損傷の疑いが強くなりますので早めに専門医を受診するようにして下さい。



 

『対策・予防』

痛みがある時は投球は中止し、痛みが出ない投球フォームに改善する必要があり、今後予防していく為には肩の筋肉強化や、下半身(特に股関節)のストレッチ及び筋肉トレーニングと体幹トレーニングが効果的です。

当院がおススメする運動は

①ゴムバンドを使った肩の運動

②体幹を鍛えるプランク

③上腕三頭筋では通常より感覚を狭くして行う腕立て伏せ(ナロープッシュアップ)

※一日に10回×3セット

などがおススメです。

 

いかがでしたでしょうか?

ベネット損傷は11歳の少年から野球を10年以上続けておられる方など幅広い年齢に起こる症状で、最初はなかなかわからない方も多く、ただの肩コリや筋肉疲労として間違いやすいので運動後に「肩が痛い」「力がぬける」と感じる事がありましたら早めに当院まで相談して下さいね。
SHARE
シェアする
[addtoany]

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

075-366-6417

LINE ID:agi5880c
24時間予約可能 LINE予約

友だち追加