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2023年02月10日

お子様の足の痛みを成長痛だと決めつけて放っていませんか?そのまま放っておくと最悪の場合・・・

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皆さまこんにちは。

京都市右京区にあります中島整骨院です。

二月に入ると暖かさも感じるようになり、当院の近くでも梅の花が咲き初め季節の訪れを感じる今日この頃。

また満開になるのが楽しみです(*^-^*)

 

さて今回はセーバー病についてお話しをしていきたいと思います。

皆さまはセーバー病をご存知でしょうか?

 

『セーバー病』

セーバー病とは「踵骨骨端症」といいスポーツ障害の1つで使い過ぎ(オーバーユース)が原因により発生します。

主に野球やサッカー、バスケットボール、剣道や体操、新体操といったジャンプや急停止、素足でおこなう運動をしていて成長期である10歳前後に起こり、男子に多いのが特徴です。

それではなぜセーバー病が起こるのか見ていきましょう。

踵骨(踵の骨)にはアキレス腱がついており、ジャンプや急停止などの激しい運動を繰り返しおこなうとアキレス腱が踵骨と繰り返し擦れる事で炎症が起こり痛みが発生します。

また痛みを抱えたまま運動をするとアキレス腱が踵骨を引っ張って裂離骨折を引き起こし、血流が低下する事によって栄養が行き渡らなくなり骨が壊死する事がありますので要注意です。



 

『セーバー病・成長痛の症状と違い』

セーバー病が発生すると日常生活で             成長痛が発生すると日常生活で

①運動後の痛み                      ①夕方から夜間に多い

②腫れや熱感がある                    ②膝や下肢部分を痛がる

③休むと楽になり運動すると痛くなる            ③足の踵や甲の部分を痛がる

④かかとを着くと痛くなりつま先立ちで歩くと楽       ④運動後でなくても不定期に痛くなる

といった事が見られます。

 

『対策』

痛みが発生した場合は直ちに運動は中止し安静にするようにしてください。

そして痛みがある場所を10分程アイシングし、自宅では竹踏みを行なったりふくらはぎのストレッチをするようにして下さい。

ふくらはぎのストレッチは普段からおこなって予防しておくのもポイントです。

またインソール(足底版)の使用もおススメです。

 

 

ストレッチは前回ご紹介させていただいたストレッチがおススメです。

やり方は 足がつる…いわゆるこむら返りの原因について。 | 中島整骨院 (nakajima-seikotsuin.com) こちらをお読みください。

 

 

『最後に』

いかがでしたか?

セーバー病は成長痛と勘違いしやすいので、もしお子様が痛みを訴えてきた場合、放っておいたらそのうち治るだろうと自分で判断せずに早めに専門医を受診するようにして下さい。

骨の成長と共に痛みは治まりますが痛みを抱えたまま放置されると裂離骨折を起こし最悪の場合、壊死する事があり骨の成長にも障害となりますので子どもだからと油断しないようにしてください。

 

当院では最初にお話しを伺い徒手検査を用いてお身体の状態をしっかり確認し、痛みがある場所だけでなく原因に直接アプローチ!また身体のバランスを整え、日常生活での注意点やストレッチの指導、テーピングなどをおこなって日常生活を快適に過ごし早めに競技に復帰できるよう最大限のサポートをしております。

「踵が痛いと言っている」「足を引きずって歩きにくそうにしている」といった事が見られましたら一度当院までご相談ください。
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