皆さまこんにちは。

京都市右京区にあります中島整骨院です。

クリスマスが終わり年末年始に向けてやる事が増えてると思いますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか？

 

さて今回のお話しですが皆さまはシンスプリントというのをご存知でしょうか？

シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎と呼ばれていて、ランニングやジャンプなど切り返し動作を過度に行った場合に起こり１２歳から１６歳に最も多くまた最近スポーツを始めた方にも多く起こります。

 

【シンスプリントの原因】

①下肢の筋力不足

②筋肉の柔軟性低下

③トレーニングのやりすぎ（オーバーワーク）

④負担のかかりやすいランニングフォーム

⑤衝撃を受けやすい足の形（扁平足、回内足）

といったことが原因で起こるといわれています。

 

シンスプリントで痛くなる場所は前外側型と後内側型とあり主にすねの内側に痛みを感じやすいですが痛む場所が似ている疲労骨折と間違える事がありますので自己判断されずに専門医に診てもらう事をお勧めします。

痛みが出てきた時の対策としてはまずアイシングをして運動量を減らし安静にしておく事が大切です。

他に自宅で出来る対策としては＜タオルギャザー＞が有効です。

タオルギャザーとは床に広げたタオルの上に足を乗せ、踵を支点にしてタオルを足指全体でたぐり寄せる運動になります



【タオルギャザーの効果】

①足趾筋肉の柔軟性向上

②足底感覚の維持・向上

③足底についている筋群の筋力増強

④足趾の屈伸運動の協調した運動の獲得

といった点が挙げられます。

自宅で簡単に出来るので是非お試し下さい。

 

【シンスプリントの予防】

下肢の柔軟性の改善（ストレッチなど）や筋力強化が必要です。特にふくらはぎや足趾の柔軟性はシンスプリントの発症に影響します。

また足底板も効果的で、クッション性が良く踵の安定したシューズを選ぶことも重要です。

 

中島整骨院ではこのような症状の方にもしっかり施術させていただき、筋力の左右差や骨格のバランスを整えることによって怪我や痛みが出ない身体作りを目標にサポートをしていきます。

勿論、適切なケア方法やトレーニング方法などもアドバイスさせて頂いていますので「最近運動を始めた」、「良いフォームでトレーニングできているのか不安だ」、「ふくらはぎの筋肉の柔軟性がない」といったことにお悩みの方は痛みが出る前に早めに相談してくださいね。