皆さんは、筋肉痛を軽減させるのに水分補給が関係していることを知っていましたか？

筋肉にとても深い関わりがあるのは、実は水なんです。

なぜ筋肉と水が深い関わりがあるのかご紹介していきます。

目次

• ○  筋肉痛になるメカニズムについて
• ○  豆知識
• ○  2種類ある筋肉痛の違いについて
• ・１つ目は『即発性筋痛』
• ・2つ目は『遅発性筋痛』
• ○  筋肉痛を軽減させるのに水分補給が関係していることについて
• ○  効率的な水分補給の仕方について
• ○  豆知識
• ○  まとめ

筋肉痛になるメカニズムについて

筋肉痛は運動によって生じる筋肉の痛みです。

普段使わない筋肉を使ったり、急に運動をすることで筋繊維が損傷します。

損傷した筋繊維を修復する際に炎症が起こり、痛みが生じます。

豆知識

普段から運動していると筋肉痛にならないのは、損傷した筋繊維の修復が完了する時に以前よりも筋繊維が強く太くなり、『超回復』するからです。

※『超回復』とは、運動前よりもエネルギーを増加させ大きな回復力を示す現象のことです。

2種類ある筋肉痛の違いについて

筋肉痛には2種類あることを知っていましたか？

それぞれの違いについて説明していきます。

１つ目は『即発性筋痛』

運動直後や運動している最中に起こる筋肉痛のことです。

過度の緊張状態が続くと血の巡りが悪くなり、筋肉の代謝物が溜まりやすくなって起こります。

2つ目は『遅発性筋痛』

運動してから数時間から数日後に起こる筋肉痛のことです。

普段から運動していない人は毛細血管が発達しておらず、損傷した筋繊維を修復するのに時間がかかりやすくなります。

一般的に言われる筋肉痛は『遅発性筋痛』のことです。

筋肉痛を軽減させるのに水分補給が関係していることについて

私たちの体内の中で１番多く水分を含んでいるのは筋肉です。

筋肉は水分を貯めるタンクの役割をしてくれます。

筋肉が多ければ多い程、水分をたくさん保持することが出来、逆に筋肉が少ないと水分を保持する量が少ないので、脱水状態になりやすくなります。

筋肉に含まれる水分は、栄養を送り、老廃物を流すなどの役割をしてくれます。

運動して溜まる疲労物質を流すのも筋肉の水分が必要です。

また運動して損傷した筋繊維を修復する為に必要な栄養素を送るのも筋肉の水分なのです。

なので、運動中に水分をこまめに取ることで疲労物質をスムーズに流すことができ、筋繊維を修復する為に必要な栄養素もスムーズに送ることが出来るので筋肉痛の軽減につながると考えられています。

効率的な水分補給の仕方について

一度にたくさんの水分をとるのではなく、だいたいコップ1杯分(200ml～250ml)をこまめにゆっくりと飲むことがとても効果的です。

なぜなら、一度にたくさんの水分を飲んでも十分に身体は吸収してくれないからです。

水分補給の飲み物としては、水やナトリウムを含むスポーツドリンクなどが良いと言われていますが、スポーツドリンクには糖分がとても多く含まれているので摂りすぎには注意が必要です。

豆知識

水分と一緒にみかんなどのビタミンを補給することも良いと言われています。

みかんにはビタミンの他にミネラルや食物繊維もたくさん含まれているのでむくみ改善や利尿作用があります。

まとめ

いかがでしたか？
夏場は熱中症予防の為にこまめな水分補給を意識される方が多いと思いますが、筋肉痛の軽減にもこまめな水分補給がとても重要なのです。

これからは季節に関係なく意識的に日頃から水分補給を心がけていきましょう。

また京都市右京区にある中島整骨院では、筋肉痛や身体に溜まった疲労を促し早期に緩和させるお手伝いをしておりますので、ちょっとでも気になった方はお気軽にご連絡下さいね(*^▽^*)