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2022年06月17日

あれっ!?肘が痛い、肘が曲げられない!と思った時は・・・

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皆さまこんにちは。

京都市右京区にあります中島整骨院です。

近畿地方はこの間やっと梅雨入りしたみたいですね。

雨の時は、より寒暖差が大きくなっていますので体調には気を付けて下さい。

 

さて今回は変形性肘関節症のお話しをしていきたいと思います。

皆さまは変形性肘関節症はご存知でしょうか?

変形性関節症と聞くと膝の事かな!?と思っている方が多いと思いますが、肘関節でも起こります。

変形性肘関節症は肘関節をスムーズに動かすための軟骨がすり減って骨と骨がぶつかり合う事で変形し、肘を動かすたびに関節が擦れて痛みが生じます。

軟骨がすり減った状態で動かし続けると飛び出るように変形した骨(骨棘)ができ痛みや肘の動きが制限されたりと日常生活に支障が出てしまいます。

 



 

「原因」

①加齢

②骨折

③荷物を持つなどを腕を酷使する重労働

④スポーツによる使い過ぎ(野球やテニス、重量挙げ)

主に50歳~60歳に多く起こりますが、スポーツをされているお子様にも起こりやすいので注意が必要です。

 

症状

変形性肘関節症では

①肘を動かすと痛みが強くなり、安静にすると痛みは軽減する運動痛

②骨棘などが折れて関節内遊離体(関節ねずみ)となり肘関節の隙間に挟まったり引っ掛かると、激痛や可動域制限(ロッキング

③肘の内側を走行する神経が圧迫されて、麻痺や薬指の半分と小指のしびれ、手指の筋肉が低下する肘部管症候群

といった症状があらわれます。

関節内遊離体関節ねずみ)とは、骨や軟骨の欠片が関節内にある状態

 

関節内遊離体が関節に挟まっている場合には除去手術になり、重症の場合は人工関節になる事があります。

気付いた時には肘を動かせなくなったという方もおられますので少しでも違和感を感じる事がありましたら早めに専門医を受診するようにしてください。

 

「予防」

変形性肘関節症を予防するためには普段からしっかり休息をとる事と筋力トレーニングやストレッチなどを行なって変形を防止し、スポーツをされている方は終わった後に10分程アイシングをして炎症を抑えておく事が大切です。

そこで今回は当院がおススメする自宅で出来るストレッチをご紹介します。

①手のひらを上にして肘を真っすぐに伸ばし、手の甲を自分に向けるように手首を曲げていきます。

※曲げた状態を20秒維持しこれを1日3回行なってください。

②①とは反対に手のひらを返して肘を真っすぐに伸ばし、手のひらを自分に向けるように手首を曲げていきます。

※曲げた状態を20秒維持しこれを1日3回行なってください。



 

「まとめ」

いかがでしたでしょうか?

放っておいてもいつか治る!という事はないので、これを機に自分自身の身体の為に行動を起こしましょう(^^)/

当院では肘を動かす筋肉をしっかり施術し柔軟性を向上させ、肘関節をスムーズに動かせるように身体のバランスを整えていきます。

日常生活で肘に痛みがあり「服が着れない」、「髪の毛が洗えない」「物が握れない」といった事がありましたら当院までご相談下さい。
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