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2025年10月18日

肩の石灰沈着性腱炎とは!?・・原因と症状編

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皆様こんにちは。

京都市右京区にあります中島整骨院です。

先週は台風が来ましたが、京都には直撃せず、幸いにも大雨の被害もありませんでした。

週末は雨予報も出ておりますが、運動会がある方もおられると思いますので、体調管理をしっかり行い、怪我のないように準備体操は必ず行って下さい。

 

さて今回は石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)についてのお話をしていきたいと思います。

皆様は肩に強い痛みを感じたことはありますか?

強い痛みがあるという方はある日突然、肩にズキッと走るような痛みが出て、腕を少し動かすだけでも激痛が…何て事もあるのではないでしょうか?

もしかしたら四十肩・五十肩かな?..と思われるかもしれませんが、それって実は「石灰沈着性腱炎」かもしれません。

あまり聞いた事がないかもしれませんが、実は石灰沈着性腱炎は皆様の身近に潜んでいます。

そんな石灰沈着性腱炎についてみていきましょう。

 

『石灰沈着性腱炎とは?』

30〜60代の女性に多く見られ、肩関節を動かす筋肉の腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の特に棘上筋腱の中に、カルシウムの結晶(石灰)が沈着する事で、炎症が起こり痛みや可動域制限が発生します。

石灰は濃厚ミルク状→練り歯磨き状→石膏状と変化し、石灰が溜まって膨らんでくると痛みが増強し激痛になる事があります。



石灰が沈着する『原因』

①血流の低下

乱れた食生活

③加齢による腱の変性

④長時間にわたって同じ姿勢が続く

⑤筋肉の使いすぎ(オーバーユース)

その他に糖尿病や甲状腺疾患などが関係していると考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

 

症状』

①腕を上げられない

②突然の激しい肩の痛み

③肩を動かすと激痛が走り、じっとしていても痛みがある

④夜間に痛みが増し、夜中や朝方に痛みで目が覚め、寝れない事がある

といった事が起こります。

慢性化すると6か月以上、症状が続くことがありますので注意が必要です。

 

『四十肩・五十肩とはどう違うの?』

四十肩・五十肩では徐々に痛みが増してくるのに対し、石灰沈着性腱炎では急激に痛みが発生します。

 

 

石灰沈着性腱炎は無症状な事もあるため放置されがちですが、症状がひどくなった場合は手術になる事もありますので、気になる方は一度当院までご相談ください。

今回は2編に分けさせていただきますので、前編はここまでになります。

石灰沈着性腱炎『予防・対策』の後編については、次回にお話しさせていただきますので、是非お付き合いいただければと思います。

それでは、またお会いしましょう!
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